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高度経済成長期をすぎ昭和50年代になって、企業は自社の経営だけを考えていけばよいという時代から自社をとりまく環境(公害や近隣住民)にも配慮しなければならない時代になってきました。
西淀川区も高度経済成長期には急激な工業の発展を遂げましたが、反面「公害」という大きなマイナスをも生み出してしまいました。この環境に対する取り組みというものは企業単独ですすめられる問題ではなく地域間での連携や交流が非常に重要と言われはじめた時代でありました。
そこで地域間の企業連携や交流が様々な形で模索されるようになり、西淀川地域も「環境問題」や「公害問題」を足がかりに財団法人西淀川工業協会が主体となって御幣島地区や竹島地区で企業間の会合が活発に行われるようになりました。
われわれ姫島地域の企業でもそういった交流の場がつくれないかという思いを持って、竃{田鉄工所本田社長(当時)をリーダーとして奥村機械製作梶A原田工業所、清起工業、星商店の5社が発起人となって姫島の企業各社を訪問し、姫島地域の企業交流の必要性と趣旨説明をさせていただきましたところ工業関係のみならず異業種もあわせて72社の企業からご賛同いただき正式に交流会を立ち上げることとなり、名称を「姫島工業クラブ」とし、会則も作成いたしまして昭和56年に第1回総会を開催する運びと相成りました。
第1回総会はロイヤルホテルにて開催され、初代会長に樺骰葬注|所岩下社長(当時)を選出いたしました。市や区の行政関係者もご出席いただき、またゲストとして大阪マルビル吉本社長をお招きし講演いただきました。
以来今日まで約30年間クラブが存続できておりますのも、会員皆様のご協力とご理解の賜物であります。
今後は「環境問題」「住工共存」「雇用問題」など企業活動においての様々な案件が増えてまいります。当クラブでは従来の会員企業の交流はもちろんのこと、行政(西淀川区)とも密に連携し各種制度も活用し、皆様に様々な情報提供や企画運営を行ってまいりたいと考えております。
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大阪府大阪市西淀川区姫島地域にて姫島工業クラブを創立
令和3年で創設40周年を迎えました
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事業目的
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会員の親睦
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経営上必要な各般の調査並びに研究
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経営上必要な各種の相談並びに斡旋
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各種講演会、講習会、研究会、見学会などの開催
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各種資料、刊行物の収集並びに配布
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会員及び従業員の福利厚生
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西淀川区役所及び(財)西淀川工業協会との連絡協調
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その他本クラブの目的達成に必要な事業
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2011年4月 |
ホームページ公開 |
2016年4月 |
情報更新 |
2022年1月 |
情報更新 |
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